今年もUNICEFの募金活動の時期がやってまいりました.
”手に手をとって”や”協力して”という意味を持つ「ハンド・イン・ハンド募金」とは,誰もがユニセフボランティアとして参加できる募金活動です.
今年のテーマは『子どもたちに生きるチャンスを』でしたので,まず,募金に先立ち12月3日にユニセフの方を招いて市原3団さんと合同で世界の子供たちの現状についての勉強会を行いました.その様子をお送りします.
今回の主なテーマは水と衛生についてです.
世界では,日本と違い,遠くの川や井戸まで水くみをしないと生活できない人がたくさんいます.遠くまでくみに行った水も汚染されていて,多くの子供たちが水に原因のある病気にかかって命を落としたりしているのだそうです.
スカウト達もいつになく真面目に講師の方の話に聞き入っています.
👆の絵は何を表しているのでしょうか?
スカウトと講師のおばさんが持っているものは,普段我々が1人で1日使う量です.
それに対して講師のおじさんが持っているものは,アフリカで使われる同量です.
なぜこんなにちがうのでしょうか?
それは水をくんできて使うので,使える量に限りがあるからです.
写真のような入れ物で水をくんできて使っているそうです.
そして,水をくんでくる仕事は,10歳くらいの女の子の仕事なのだそう.
みんなで体験してみました.
蛇口からいつでも水が出ることは,世界的には当たり前なことではないということです.
水道料金が高いとか水道水は塩素臭いとか文句言えるだけ幸せです.
学校では教えてくれない貴重な経験ができました.
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さて,午後は工作室に場所を移しまして,募金の時に,募金してくれた方たちに差し上げるプレゼントを作りました.
1個1個ていねいに作ってくれました.
世界の子供たちに手をさしのべてくれたヒーローたちに当日感謝を込めて渡します.
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